この大崎校区で昭和24年4月の事業開始から70年以上の歴史のある豊橋平安寮は、平成21年3月には多くの方々のご協力で、同じ校区の船渡町に移転しました。豊橋平安寮役員・職員は「明るさ・安らぎ・温もり」があり、大家族として集える「団らんのある家」「住まう(家庭的な住環境)」「優しさ(安心と安らぎ)」「集う(コミュニケーション)」を柱に様々な事情を抱えて、施設を利用する子ども達に「安心と安らぎ」をもって生活できる施設になるように日々頑張っております。

また、少子高齢化の進展や経済状況の変化に伴い、社会福祉の在り方も大きく変化し、社会福祉基礎構造改革により、施設福祉から地域在宅福祉へと福祉制度変革がすすめられる中「地域福祉」の推進が叫ばれており、地域で生活される方々それぞれが有する多様なニーズを真摯に受け止め、一人ひとりが安心して暮らしていく支えとなる施設へとなることの大切さを痛感しているところです。

これは、福祉サービスを必要としている人の幸福を地域と利用者の視点に立ち、地域福祉の発展、充実という使命を果たしていく所存です。

利用者本位のサービス提供はもとより、専門性を持つ施設として、地域社会で公共性の高い法人として、社会貢献に努めていきたいと考えております。

施設長 中村 聡